20/06/07 15:04:20 I9kOMlX99.net
「ジャズのまち」宇都宮を全国にPRしようと宇都宮ジャズ協会は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生演奏の配信を始めた。新型コロナウイルスの影響で、演奏の場を失ったジャズ奏者の支援が狙い。支援金の寄付も呼びかけており、同会は「宇都宮には世界で活躍する高いレベルの演奏家がいることを全国に知ってもらい、ジャズを聴きに足を運んでもらうきっかけにしたい」と期待を寄せる。
同会によると、同市には17店舗のジャズライブができるバーやライブハウスがあり、ほぼ毎日各店で客を楽しませてきた。地方都市としては珍しく、音楽で生計を立てるジャズ奏者も数多く暮らしている。
新型コロナウイルスの影響で休業していたバーなどは再開したが、ジャズ演奏は現在も自粛が続き、活動再開の見通しがたっていない。農業など短期アルバイトや、楽器を売って生活している人もいるという。
同会ではジャズ奏者を支援するために基金を設立。支援金の寄付を呼びかけるとともに、活動の場を作ろうとユーチューブでの生演奏配信を企画した。
2日夜に実施した1回目の配信では、NYでも活躍していた同市出身のドラマー、高橋幹夫さん(61)らが出演。「This I Dig Of You 」や「Beautiful Love」などジャズのスタンダードナンバー5曲を演奏した。配信を見た人からは、サイト内のチャットで「ぜいたくな時間をありがとう」など感謝のメッセージが書きこまれた。高橋さんは、「私たちにできることは音を奏でることだけ。感謝の心を込めて演奏したい。生配信はお茶の間