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(CNN) イタリア警察は5日、観光地ベネチアの運河で泳いだドイツ人観光客2人に罰金計700ユーロ(約8万6000円)を科し、市外に退去させる措置を取ったと明らかにした。
警察報道官がCNNに明らかにしたところによると、この事案は現地時間の3日午後3時ごろ発生。男性観光客2人はリアルト橋付近で上半身裸になると、脱いだ服を放置したまま水中に飛び込み、大運河(カナルグランデ)を横切る形で泳いだという。
ベネチアはアドリア海の内湾に位置するイタリア北東部の都市で、市内に張り巡らされた運河で名高い。
市内の主要水路であるカナルグランデは平均水深およそ5メートルの水をたたえ、多数の小規模運河とつながっている。両岸には教会や宮殿、ホテルが立ち並び、市内有数の観光スポットとなっている。
警察報道官はCNNの取材に、ベネチアを拠点とする軍警察が2人の泳ぐ姿を撮影したと説明。その後、地元警察が映像を確認し、1人当たり350ユーロの罰金を科したと明らかにした。
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2020.06.06 Sat posted at 13:30 JST
URLリンク(www.cnn.co.jp)
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