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新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、ことしの夏、神奈川県では、すべての海水浴場が開設されないことになりました。一方で、多くの人が海を訪れることが予想され、どうやって海の安全や浜辺の秩序を守るのか、懸念する声が上がっています。
新型コロナウイルスの感染リスクを抑えることを目的に、神奈川県はことしの夏、海水浴場を設置する場合は、目印を設置して人との距離を確保することなどを求めるガイドラインを示しています。
これを受けて湘南エリアをはじめ、海水浴場を持つ県内の自治体などは、感染リスクを完全に抑えることは難しいなどとして、相次いで海水浴場を開設しないことを決めています。
そして5日、横浜市金沢区の「海の公園」の海水浴場について横浜市が開設を見送ることを決め、これで、ことしの夏、県内に25ある海水浴場はすべて開設されないことが決まりました。
その一方で、ことしも多くの人が海を訪れることが予想されることから、地元では、海の安全や浜辺の秩序をどうやって守るのか、懸念する声が上がっています。
こうした声を受けて県では、地元の自治体などと海の対策について話し合いを進めていて、黒岩知事は4日の記者会見で「安全対策は地元と真剣に考えていきたい」と述べています。
2020年6月5日 18時18分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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