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2020年5月30日 8時20分
28日、華字紙・星島日報は、カナダにある中国領事館にて8日間で2度「中国ウイルス」とペンキで落書きされるトラブルが起きたと報じた。
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2020年5月28日、華字紙・星島日報は、カナダにある中国領事館にて8日間で2度「中国ウイルス」とペンキで落書きされるトラブルが起きたと報じた。
記事は、アルバータ州カルガリーにある中国総領事館の外壁が現地時間27日に「中国ウイルス」などと落書きされる事案が発生したと紹介。警察当局が監視カメラの映像を調べたところ、同日未明に3人が現場を訪れて英語による複数の落書きを残して立ち去るのを発見、この3人を容疑者と特定したことを伝えた。
そして、落書き事件発生後に同総領事館が、現地メディア宛てに「一種のヘイト行為であり、領事館に対する侮辱および脅迫を強く非難する。当局には全力で事件解決に当たり、領事館およびスタッフの安全を守るよう求める」といった内容のメールを送信したとしている。
カルガリーの警察当局は27日、新型コロナウイルスの大流行以降、政治的な諍いや過激な思想が目立つとした上で、「意見を表現する自由はあるが、越えてはならない一線がある。他人を虐待したり、犯罪のターゲットとしたりすれば、警察はこれに介入する責任がある」との声明を発表した。
警察当局によると、今回の事件が起きた8日前の19日にも、同領事館前の歩道に何者かがペンキで落書きをする事案が発生していたという。(翻訳・編集/川尻)
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