20/05/22 15:53:44 BcourCZb0.net
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2004年10月以前までで、記録に残っている生存者はわずか5人のみで、いずれも発病する前に狂犬病ワクチン接種を受けていた。
2004年10月、アメリカ合衆国ウィスコンシン州において15歳の少女が狂犬病の発病後に回復した症例がある[15]。
これは発病後に回復した6番目の症例であり、ワクチン接種無しで回復した最初の生存例でもある[16]。
この際に行われた治療は、ミルウォーキー・プロトコル (Milwaukee protocol) と呼ばれ、実際に数人が生存しており、
治療法として期待されているが、回復に至らず死亡した事例も多く(これを用いても生存率は1割程である)、
また生存したとしても麻痺などの後遺症が残るのが現状であり、研究途上である。
近年では、この治療法により10歳のアメリカ人少女、また2008年10月、ブラジル・ペルナンブーコ州の
16歳の少年が歩行困難と発語困難により依然として治療を続けているものの回復に至った事例がある。
2018年1月9日ブラジル・アマゾナス州・バルセロス市在住の14歳の少年が同治療により狂犬病から生還した[17]。