20/05/17 21:28:00 bcoJuYCz0.net
1.はじめに
昭和南海地震直前の異常現象の有無をテーマとし、徳島・高知両県の沿岸部の程全域を5年間費やし、 漁師たちの証言を収録した。
この証言を時系化することにより昭和南海地震直前に発生した「異常潮位」の実際を把握することができた。
同時に各地で発生した潮の狂い、井戸の枯れ、宇佐沖の海水汚濁や多くの宏観現象を収録できた。
なお、未調査および証言者不在のため、空白地域ができたことは、今後の課題として残った。
2.証言
(1)井戸枯れ
昭和南海地震が起きる約1週間前、高知県中土佐町上ノ加江の民家(沖義昭・写真1)の井戸は底をつき、 2~3時間後に復活しこれを繰り返した。
同様に室戸市室津港に隣接する井戸水は枯れ、80m対岸の井戸は枯れず、この水を船に積み込んだ。
徳島の井戸が枯れるとヤバイ