20/05/17 14:57:01 /2z08uyQ0.net
検察庁法改正案に反対しない理由
まず検察は下記の3つの強大な権限を有している事を知って頂きたい
【検察官起訴独占主義】
これにより検察官独自に起訴不起訴を決められる
検察官本人の裁量で事件にするかしないかを決められるので
JR西日本の鉄道事故等のような明らかな起訴案件でも不起訴にできてしまう
世論から、それはおかしいでしょうが!というクレームが多発すると
稀に検察審査会制度で強制的に起訴する事があるが
ほとんどの事件では有罪にまで至らない事が多い
【検察官独任制】
起訴か不起訴かという人の人生を簡単に変えてしまう決定を
上司や組織として合議せず1人の検察官が単独で決められる制度
これにより組織として話し合ってさえいれば不起訴となっていた案件も検察官1人の思い込みで起訴案件となり
冤罪が生まれやすくなっているのが実情
【検察官独自捜査権】
検察官は警察とは別に独自に事件を捜査できる
捜査も出来て起訴もできるので
検察官がこいつを何としても有罪にしたい、またはしなければならないという歪んだ正義感で
たびたび無罪の者も起訴に持ち込む事がある
その手法は様々でその一つがターゲットの関係者を呼び出し
協力しないならお前も共犯で捕まえるかもと暗に匂わせ
ターゲットに不利な証言を半ば脅しのような形で引き出す
関係者もいきなり検察官に呼び出されビビりまくってる上で上記のような事をされるので
自分の保身も相まってターゲットに不利な証言をしてしまう
これら3つの強大な権限を検察庁は正義の名の元に
誰にも邪魔される事無く行使してきた
民主主義の日本においてこの現状はまったくそぐわなく時代遅れで是正すべきである
冤罪者を生み出しやすく証拠改竄も容易にできてしまう現在のシステムを少しでも変えるべき
今回の法改正では全ての問題の解決には至らないが
この改正で今まで検察がどういう組織で、どういう事をしてきたか、どれだけ強大な権力を持っているか
まったく知らなかった人たちに少しでも知ってもらえる機会になっただけでも大変に有意義な法改正案だと思う