20/05/10 03:16:24 SkY/p66i0.net
日本教というやつだろう
教義があるわけでもないからからいわゆる宗教と認識されないだけで
初詣もクリスマスも単に習慣と言ってもいいのだろうけど
そういったものを矛盾なく内包する世界観によるもので
一神教ファッショのようにがちがちに教義で束ねて敵を求める
歴史を見れば世界中で虐殺を繰り返してきたのがどういった世界観の中生きている連中なのか
そのかわり固い意思というか狂人的なタフマインドにたいして手弱女なるテンダーマインドは闘争の場ではうち負けてしまう
日本があんなにあっさり戦争で負けたのは狂気を演じる(神風特攻)ことはできても狂人(空爆、核による大量虐殺)になれないのも要因だったろう
折口信夫の「神やぶれ給う」とは日本の神に対する信仰の弱さ(狂気の徹底抗戦を決断できなかったこと)を嘆いたのかどうかは知らないけれど
キリスト教信仰の狂人性の前には信仰の弱さはどうにもしようがない
これはいい悪いの問題ではなく
小林秀雄ではないけれどそうした弱点に美点があるのであってその美点を大事にする自己鍛錬、求道的姿勢が日本人的に合ってる宗教的態度なんだろう