20/05/08 17:25:28 ZW6xCcLk9.net
専門家会議は何のために存在するのか 元の生活に戻すためではないのか
トップが無能で割を食うのは、いつだって一般庶民だ。
4月7日に発出された緊急事態宣言の期限は6日だったが、5月末までの延長が決まり、連休が明けても出口の見えない不安な日々は続く。
安倍首相は4日に記者会見を開き、延長について説明したが、相変わらずのポエム朗読会で精神論に終始。
敬意と感謝、絆で新型コロナを乗り越えられると訴えた。
その上で打ち出したのが「新しい生活様式」の定着という妄言だ。
「帰宅したらすぐ着替える」、飲食店では「対面ではなく横並び」
「おしゃべりは控えめに」など、およそ政策とは呼べず、真顔で国民に語る話とは思えない。
「箸の上げ下げまでお上の指示に従わせる。コロナ禍が収束しないのは従わない国民のせいだと責任を押し付けているように感じます。
専門家会議の尾身副座長も、一向にPCR検査が拡充されないことを長々と言い訳し、行政のせいにしていたから、あきれます。
緊急事態宣言下の1カ月で政府や専門家会議は一体、何をやっていたのか。宣言を解除できなかったのは、明らかに政府が無能だからですよ。
国民はもう十分に努力している。政府の御用機関のような専門家会議なら不要です」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
安倍は、5月末までは「収束に向けた1カ月」と定義しながら、「長期戦を覚悟」と言って「長丁場の対応」を求めた。
同じ口で、状況を見て緊急事態を解除する可能性にも触れるという支離滅裂。
緊急事態宣言の延長は結局、有効な対策を何ひとつ打てなかったという敗北宣言に等しい。
政府や専門家会議の役割は、国民が元の生活を取り戻すことにあるはずだ。
それができずに「新しい生活様式」を国民に強いるのは責任放棄でしかない。
絶望的迷走を重ねる安倍や専門家は一刻も早く退陣すべきだ。それが収束への近道である。
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