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中国政府は国内の新型コロナウイルス感染拡大に関する情報を意図的に隠蔽し、抹殺した。米、豪、ニュージーランド、カナダ、英の諜報協定(UKUSA協定)報告書をもとにと豪デイリー・テレグラフ紙が報じている。
5カ国の報告書では、中国当局が医師に対しウイルスの存在について沈黙を強要、研究室の生体資料を廃棄し、国外のワクチン開発専門家へのサンプル提供を拒んだとされている。
同紙はまた、中国はコロナウイルスが人から人へ伝染することを報告することを拒んだ、としている。これについて中国の研究者は2019年12月初旬の段階で把握していたものの、当局が公式に認めたのは1月20日になってのことだった。
一方、コロナウイルスの起源について各国諜報機関で意見が分かれた。SARS-CoV-2に似たウイルスサンプルが2013年に雲南省洞窟で武漢ウイルス研究所のShi Zhengli教授により発見されたことは知られている。その後、研究者らが実験室でウイルス合成に取り組んでいた。
「フォックスニュース」テレビは「ゼロ番目の患者となったのは武漢ウイルス研究所職員だ」としているが、中国はこの情報を否定している。同研究所の研究者らによると、今日の時点でSARS-CoV-2に類似した人工ウイルスを作るには知識が不十分だという。
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