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玉城デニー知事は７日午後１時、県庁で新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、県内で新たに１２人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち１人は要再検査という。前日に感染を確認した６人から倍増した。
玉城知事は「沖縄県は感染確認地域から感染拡大警戒地域に移行している可能性がある」との認識を示した上で、県民に対し１０人以上の集会やイベントを避けることや、家族以外の多人数での会食を行わないことを呼び掛けた。その上で、政府が７日出す緊急事態宣言を受け「８日に改めて県としての方針を発表する」と述べた。
７日に感染が分かった人の内訳は、２０代女性１人、３０代男性１人、４０代男性１人、４０代女性３人、５０代男性２人、５０代女性２人、７０代男性１人、８０代女性１人の計１２人（要再検査の１人を含む）。県が１日に確認する感染者数としては最多。要再検査の１人を含め、県関係の感染者確認は計３５人となった。
県は６日夕から７日朝にかけ、４２人のＰＣＲ検査を実施していた。
県内では感染者が急増しており、６日も感染経路の追えない「孤発例」を含む最多６人の感染が明らかになっていた。スペインから帰国し、成田空港で検疫確認された１０代女性の事例を除くと、県内の感染患者は計３４人となる。
県関係に含んでいないが、米空軍嘉手納基地でも、軍関係者３人の感染が明らかになっている。
2020年4月7日 13:05
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