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兵庫県淡路市釜口で放置状態となっている高さ約100メートル(台座を含む)のコンクリート製「世界平和大観音像」と周辺の建物について、財務省近畿財務局は1日、2022年度までに解体撤去すると発表した。
観音像は1983年に完成。88年に所有する同市出身の男性が亡くなり、相続した家族も死亡したため、06年から所有者不在となった。荒廃が進み、14、18年に像の外壁の一部が落下。今年2月には内部に侵入した男性が像の展望台に上り、飛び降り自殺した。地元住民からは、不安を訴える声が上がっていた。
大阪家庭裁判所は11年に相続財産管理人を選任し、18年に相続人が存在しないことが確定。債務などの清算が終わったことなどから、民法の規定に基づき3月30日に国の所有となった。
土地は約1万9千平方メートル。老朽化が進む建物は、山門と十重の塔を20年度中に、観音像は21、22年度にかけて解体撤去する。更地にした後は売却を目指し、淡路市などに再利用を働き掛けるという。(内田世紀)
時計2020/4/1 21:35神戸新聞NEXT
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