20/04/01 16:12:07 6MSjMdST9.net
横浜中華街といえば、平日だろうとお構いなしに人が集まる首都圏屈指の観光スポットだ。しかし今、横浜中華街に異変が起こっていた。人が減っているのだ。
新型コロナウイルス感染症の流行により今までの賑わいは失われ、ついには2020年3月20日に「がんばれ中華街」と書かれた横断幕が掲げられた。そんな横浜中華街の今を、ご紹介したい。
・もはやガラガラ
「みんなありがとう #がんばれ中華街」と書かれた横断幕は、横浜中華街の中でも人通りの多い善隣門に掲げられていた。
発端は、新型コロナウイルス感染症の流行により観光客が激減し、さらには複数の店舗が嫌がらせを受けたことから、SNS上で「#がんばれ中華街」というハッシュタグをつけて応援メッセージが投稿されるようになったことだ。
横断幕は横浜中華街を鼓舞するだけでなく、横浜中華街を応援する人々への感謝のあらわれなのだそう。
どれほどの変化があったのか気になり、2020年3月20日の19時ごろに横浜中華街へ行ってみた。この日は「春分の日」で休日。
しかも晩ご飯どきともなれば、道幅めいっぱいに人がいて賑わっているはずなのだが……人はいるものの、決して「混雑」しているとは言えない程度だ。歩きやすくて嬉しい反面、横浜中華街らしい賑わいは失われていた。
筆者がたまたま撮影していた2019年11月16日(土曜日)・同時間帯の写真と比較してみると、その差は一目瞭然だった。
新型コロナウイルス感染症流行以前の休日・夜の中華街には、溢れんばかりに人がいた。
本来であれば、休日夜の横浜中華街は人で溢れているのが普通だったのだ。
横浜中華街を歩いてみると観光客の少なさだけでなく、新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休業しているお店も目立つ。
他にも「新型コロナウイルス感染症の影響」とは書いていないものの、同じく臨時休業しているお店や、営業時間を短縮しているお店があった。
繰り返しになるが、休日・晩ご飯どきの中華街でこれほどまでにお店・観光客ともに活気がないのは異例だ。
そんな異例な状況の中でも営業を続ける店舗の中には、「清潔」であることをアピールするお店も出ていた。
入り口横に「中華街でいちばん清潔なお店」を目指していると示し、アルコールスプレーが置いてあることを明記してあるお店もあった。
このような看板は、新型コロナウイルス感染症流行以前に横浜中華街で見たことがない。
店内感染を防ぐため行っている対策を書いたポスターを掲げているお店もあった。
新型コロナウイルス感染症に限らず、食中毒や感染症を防ぐためにも飲食店が「清潔さ」への意識を高めるのは良いことだ。
不幸中の幸いとでもいうべきか、こうした対策がとられるのは良い傾向だと思う。
そんな対策をとっているお店『翡翠楼』は、新型コロナウイルス感染症の影響に悩まされているお店でもある。
お客さんが激減し、少しでも売り上げを確保するために3月いっぱいは通常よりも割引した価格でお持ち帰りメニューの提供を始めたそうだ。
お持ち帰りメニューを注文しつつ店員さんにお話を伺ったところ、休日の19時ごろだと今までは店舗の1階・2階の客席が全て埋まるほど繁盛していたらしい。
それがここしばらくは、1階部分の客席すら埋まらないほどしかお客さんが来なくなってしまったようだ。
店員さんいわく「店舗前の道に最近ようやく人がチラホラ増えてきたが、それでも以前の3割にも満たないほどの人通り」だそう。
焼き小籠包が人気の『王府井』も、店員さんは「ここ2カ月ほどずっと、ガラガラだよ……」と言う。
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2020/03/23 16:00
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