20/03/29 08:55:57 Y2Vs6/TL9.net
一宮市の夏の風物詩「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」のPR役を務める「ミス七夕・ミス織物」を決めるコンテストについて、祭りの主催者である市、商工会議所などでつくる協進会が来年以降、廃止も含めて見直す方針を固めた。ミスコンをめぐっては近年、批判もあり、各地で見直す動きも出ている。
ミス七夕・ミス織物コンテストは、祭りが始まった一九五六(昭和三十一)年から毎年開催。応募資格は「満十八歳以上の高校生を除く未婚女性」で、選ばれると、祭りをPRしたり、セレモニーやパレードに出演したりする。
協進会は、ミスコンを見直している他自治体の状況などを踏まえ、昨年十一月末に見直しに着手。応募資格を性別や既婚・未婚を問わないよう変更したり、コンテスト自体を取りやめ、市ゆかりの著名人に委嘱したりする方法などを検討している。事務局の担当者は本紙の取材に「来年は市制百周年を迎え、制度を変えるにはふさわしいタイミングだと考えた」と語った。
一方で今年のコンテストは例年通り行い、五月十日まで参加者を募集している。その後、市役所庁舎内で開く審査で「ミス七夕クイーン」「ミス織物クイーン」各一人、「ミス七夕」「ミス織物」各二人の計六人を選ぶ。
クイーンの賞金は三十万円、ミスは二十万円。それぞれ副賞として名鉄百貨店商品券とエステコース三万円相当が贈られる。応募は市役所などで配布する用紙に記入して郵送するほか、専用のウェブサイトからも申し込みできる。
祭りは今年で六十五回目。七月十六~十九日に開かれる。
2020年3月29日
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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