20/03/28 11:23:32 5vgNfEWD0.net
>BCGはマクロファージや樹状細胞にPD-L1という受容体を発現させる効果があって
PD-L1が発現した細胞がキラーT細胞のPD-1っていう抗原と結び付いて
キラーT細胞を不活化させるらしい
PD-1をノックダウンさせたマウスは結核が爆発的に増殖することがわかっているのでキラーT細胞の抑制が初期の防御免疫に働いてると言われている
逆に細胞死を抑制するせいで結核は持続感染することができちゃうので
根絶できない理由でもあるそうだけど
ちなみにPD-L1は腫瘍やHIVやウイルス感染が起こった免疫細胞でも発現していて
新コロもPD-1マーカー調べると増加していたと報告あるので
BCG摂取であらかじめPD-L1を発現させとくことで結核同様の効果があるかもしれない
ただし結核とちがって直接の抗体ではないので重症化は防げないと思う
あくまでも防御免疫の一助になって感染の速度を遅くしているだけと見といたほうがいい
ちなみにPD-1抗体がオプジーボとの名前でガン治療に使われている
1年前にはオプジーボが肝細胞ガンに適用になったのでもしかしたらね…