20/03/23 10:03:39 Sj5TxOSP0.net
旧型のドーパミン受容体作用薬(統合失調症の薬剤)はドーパミン受容体を強く阻害したため
効き目は良いですが意欲低下など副作用もありました
しかし現在広く使用されてる新世代の薬剤(ドーパミンセロトニン受容体作用薬、多元受容体作用薬)は
ドーパミン受容体の一部阻害しをまたセロトニン受容体の一部も阻害する等という複数の機能を同時に持っており
このような多面的な作用により
ドーパミンの作用を丁度良い水準に調節する等の機能が認められております
これは精神科で既に使用されてるものです
もっともこの革命的な新世代の薬剤でも副作用が完全に無い訳ではないので
精神科医の観察と継続的通院により副作用の有無を確認する必要があります
いずれにせよ統合失調症がドーパミン系など脳内物質に関わる機能異常ということは解明されつつあり薬も進歩を続けています
いずれはもっと副作用が少ない新世代薬剤も登場するでしょう
投薬が遅れると神経細胞のダメージが蓄積され経過が良くないとも言われます
できるだけ早期に精神科の処方を受けることが予後を良好にします