20/03/21 17:21:10 PxdOc3Is0.net
日本は検査していない、と言っているのいるが、検査はやってるよ。
コロナ疑いの重症者と濃厚接触者に対して。
で、なんで「コロナ疑いの重症者と濃厚接触者」に絞るかというと、こうやって絞って有病率を上げないと、検査の精度が悪すぎて使い物にならないから。
感度80%特異度99.9%で有病率を変えて計算
有病率5%: 陽性的中率98% 陽性のうち偽陽性の割合2%
有病率1%: 陽性的中率89% 陽性のうち偽陽性の割合11%
有病率0.1%: 陽性的中率44% 陽性のうち偽陽性の割合56%
有病率0.01%: 陽性的中率7% 陽性のうち偽陽性の割合93%
有病率0.001%: 陽性的中率1% 陽性のうち偽陽性の割合99%
これまでの日本のPCR検査は、18844人に対して行われて、陽性判定が943人。有病率はだいたい5%くらい。
これだけ有病率があれば、精度を上げたPCR検査なら結果は信頼できる。一番上のケースだ。
ところが、同じ検査を無作為検査や全数検査に使おうとすると、今の日本で推計すると有病率は0.01%を切るような状態なので、
陽性判定が出た人のうち99%は実は感染していない偽陽性、なんてことになってしまうわけだ。