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3月17日の福井市議会予算特別委員会で堀江廣海委員(77)が、北陸新幹線福井開業に向けた観光プロモーション事業で「フォトジェニック」や「インフルエンサー」といったカタカナ語が多用されていると苦言を呈し、「日本語」で説明するよう理事者に求めた。
堀江委員は「プロモーション」の意味を尋ねた後、事業について「キャッチフレーズ、ロゴ、エリアブランディング、ポータルサイト、インスタグラマーと多くの横文字、片仮名が並んでいるが、年寄りには分からない」として「日本語でやってほしい」と求めた。
理事者は「観光庁のホームページに記載されている言葉で、日本語として定着している、または今後定着する言葉を使っており、注釈を付けている」と説明。しかし、堀江委員は「私たちの年代は学校で片仮名を習っておらず、私は片仮名を英語程度にしか読めない」とも述べ、重ねて「片仮名をやめて日本語でやって」と求めた。
堀江委員は市議32人の最年長で、最大会派の一真会に所属。取材に「カタカナ語の言い換えが難しいことは分かっているが、気に入らない」と話した。
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2020年3月18日 午後0時00分
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