20/03/17 17:41:54 gN4SUsFm0.net
アメリカの研究機関などが「新型コロナウイルスが空気感染する」と、これまでの認識とは異なる発表をしたとの記事(『JBpress』が14日に掲載した「ついに証明された、新型コロナウイルスは空気感染する」)が一時ネット上で拡散した。
しかし、論文が掲載されたのは「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」誌ではなく「メド・アーカイブ」というサイトに掲載された予稿だったこと、
「エアロゾル伝播」と表現すべきところで「空気感染という言葉を使ったことで、掲載サイトと筆者が謝罪、記事は取り下げられた。
この記事について、勝田教授は「世の中の多くの人が誤解していることを、記者も誤解していたということだろう。
エアロゾルとは、水分に乗ってバッと空中に舞うことだ。一方、空気感染は、水分や飛沫に囲まれていない状態だ。
その上で、今回のコロナウイルスやインフルエンザは、水分の中身の芯だけで悪さをすることはできない。だから車両の端から端まで飛んでいくということもできない。それができるのは麻疹のウイルスや結核菌などだ。
もし、今まで空気感染とエアロゾルが同じだと思っていたという人は、理解を修正して頂ければ」と説明。