20/02/28 00:29:13 cRkw8Uqm0.net
>>41
インフルエンザ様症状を取る疾患
インフルエンザの診断では、病歴に加え迅速検査が手軽ではあるが、感度はそれほど高くはなく
陰性であっても否定しにくいことに注意が必要である。2012年のメタアナリシスでは、
Pooled sensitivity:62.3%、Pooled specificity:98.2%(RT-PCRまたは培養をGold standard)であり、
小児の方が成人より感度が良かったとされている(66.6%VS53.9%)。検体を採取する際には鼻咽頭からの
検体の感度が優れるとする報告もある。 臨床現場では、インフルエンザの流行季節であっても必ず、
"インフルエンザ様症状"を取りうるリケッチア感染症、感染性心内膜炎や渡航後のマラリアなど、治療可能であり
、重篤な感染症を見落とさないよう注意が必要である。