消えゆく「デコトラ」そのワケは?at NEWSPLUS
消えゆく「デコトラ」そのワケは? - 暇つぶし2ch1:首都圏の虎 ★
20/02/25 16:16:31 /UGRMVFp9.net
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ギラギラした華美な装飾や、独特の言葉やペイントで車体を彩るトラック「デコトラ」に乗って仕事をする運転手が消えているらしい。「自分の意思ではなく、やめざるをえなかった」。デコトラを愛しながらも、最後にはノーマルトラックに乗り換えたトラックドライバーの話を聞いた。「俺たちがデコトラをやめた理由」はなんだったのだろう。

●デコトラの運転手

トラックドライバーを大きく分類すると、佐川急便やクロネコヤマトなど大手運送会社のドライバー。台数の少ない小中規模の運送会社のドライバー。そして、個人事業主(フリー)のドライバーに分けられる。

デコトラドライバーの多くが個人事業主だ。彼らのようなフリーのドライバーは「流し」と呼ばれている。荷主から荷物を受け取り、荷下ろし先に荷物を届ける。荷主から仕事を取ってくる営業もドライバー本人が行う。ときには運送会社から仕事が回ってくることもある。

取材に協力してくれたのは、千葉県や茨城県などを拠点とする自営業のトラックドライバーの3人。

宮内如弘(ゆきひろ)さん(兄・56才)、龍二さん(弟・54才)の兄弟と、服部康樹さん(43才)。

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兄弟揃ってデコトラ乗りの宮内さんは愛好家のサークル「黒潮船団」を主宰している。

服部さんも仲間だ。兄弟はデコトラ乗りとして35年になるベテランで、服部さんも20年の中堅運転手。彼らが乗る4トントラックは車体だけでも1000万円を超え、飾りやペイントなどのカスタムに費やしたのは約2000万円にもなる。「宮内兄弟」と言えば、デコトラ業界でも顔の知れた存在である。

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●2019年にデコトラの仕事を卒業

しかし、デコトラが仕事の相棒だったのは2019年まで。今では3人ともカスタムなしのノーマルトラックに乗って働いている。

「こんなギラギラのデコトラで仕事してたの、日本でも俺たちだけだった。仲間たちはみんなデコトラを辞めていった。あまりに珍しいから『平成の奇跡』って呼ばれてたんだよ。最後の最後までどうにかやめないように粘ったし、デコトラで働くのが美学だったけど、諦めざるをえなかった」(龍二さん)

彼らがデコトラに乗るという「美学」を捨てる必要に迫られた。その理由をひとつひとつ見ていこう。

●石原都政の排ガス規制

デコトラドライバーが大きく減少したのは、石原慎太郎元東京都知事の時代に行われた都の排ガス規制が原因だったという。

2001年4月に施行された「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)」に基づき、「違法ディーゼル車一掃作戦」を開始し、2003年10月からは粒子状物質(PM)排出基準を満たさないディーゼル車の都内走行が禁止された。

「デコトラは長い年数をかけて飾るから、年式の古い車が多い。古い車はマフラー交換や関連装置を取り付けるだけで数百万円かかる。『それなら新車でトラックを買うほうがいい』とドライバーたちが一気にデコトラを売り払った」(服部さん)

10台程度のトラックを持つ小さな運送会社やフリーのデコトラ乗りが一番の打撃を受けた。

「大手の運送会社はいいよ。東京を走れないトラックは規制のない地方の支店に持っていけばいい。損をしない大手は表向き、排ガス規制にも協力した。小さな運送会社や俺たちは拠点を簡単に変えられない」(龍二さん)

ドライバーが家業として農家や工場を持っている場合は、自分の生産物や商品をデコトラで運送するケースもある。しかし、自ら荷主に営業もかけながらデコトラに乗って働く存在は希少だった。多くの仲間が卒業していく中、デコトラで仕事を続けた宮内さんたちが「平成の奇跡」と呼ばれた理由がそれだ。

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「デコトラをやめた仲間たちの夢も引き継いで、自分の車体にそいつらのデコトラの名前を書いてるんだ」(龍二さん)

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●デコトラ嫌い。「その存在は俺たちが一番よくわかってる」


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2020年02月24日 09時58分
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