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Reuters
2020年 2月 24日 4:48 PM JST
マレーシアのマハティール首相が辞表提出
[クアラルンプール 24日 ロイター] - マレーシア首相府は24日、マハティール首相が国王に辞表を提出したと発表した。同国では、新たな連立政権樹立に向けた協議が与野党間で行われている。
マハティール首相は、2018年総選挙で組んだアンワル元副首相への首相職の禅譲を公言してきた。
しかし現連立政権を構成する与党と複数の野党グループは前週末に、マハティール首相が後継者に指名したアンワル元副首相を排除する形での新政権の樹立について協議を行った。
マハティール氏が所属する与党「マレーシア統一プリブミ党(PPBM)」の党首、ムヒディン・ヤシン内相はフェイスブックへの投稿で、マハティール氏が他党の支援を得て新政権をつくるかどうかは不明だが、PPBMは既に現連立政権から離脱したと明らかにした。
アンワル氏は23日にPPBMと自身が率いる人民正義党(PKR)内の「裏切者ら」が、2018年まで与党だった「統一マレー国民組織(UMNO)」と新たな政権の樹立を企てていると主張していた。
関係筋によると、PPBMとPKR内の1つの派閥は、新たな連立政権を樹立し、マハティール氏による5年の任期いっぱいの首相続投を推すことを視野に、UMNOおよび野党「全マレーシア・イスラム党(PAS)」の幹部らと協議を行ったという。
政治の混乱と新型コロナウイルス感染拡大への懸念で、マレーシア株式相場は下げ、主要株価指数のクアラルンプール総合指数は10年ぶりの安値をつけた。通貨リンギMYR=は0.7%安となり、ほぼ6カ月ぶりの安値を記録した。