千葉虐待死裁判 救えたはずの命だったat NEWSPLUS
千葉虐待死裁判 救えたはずの命だった - 暇つぶし2ch1:首都圏の虎 ★
20/02/24 18:20:28 gddmTOdA9.net
親の暴力に苦しむ小さな子が勇気を振り絞って声を上げた。救えたはずの命だった―。そのことをあらためて胸に刻み、裁判に目を凝らしたい。

 千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛(みあ)さんが虐待を受けて死亡した事件である。傷害致死などの罪に問われた父親、勇一郎被告の公判が千葉地裁で始まった。

 「しつけの範囲を超えていたと後悔している」。初公判で被告は傷害致死について、罪は争わないとした。一方で、起訴内容の暴力行為の一部を否認している。死亡する前、浴室に立たせ続けたり、冷水のシャワーを浴びせたりはしていないと述べた。

 弁護側は、結果的に行き過ぎたが、虐待が日常的にあったわけではないと主張。日常的、継続的な虐待の末に死亡させたとする検察側に反論している。事件をめぐっては分かっていないことが多い。裁判員による裁判の場で丁寧に事実を明らかにしてほしい。

 虐待は2017年に沖縄から千葉へ転居した頃には始まっていたという。遅れて転入した母親に、心愛さんは「毎日が地獄だった」と打ち明けている。母親は被告を恐れて口をつぐんだ。

 「けられたり、たたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」。学校のアンケートでの訴えに、児童相談所は一時保護して親元から離したものの、翌月に解除した。市教委はアンケートの写しを被告に渡していた。

 祖父母の家に身を寄せた心愛さんを自宅へ戻すことを児相は認め、以降、特段の対応を取っていない。昨年1月、冬休み明けに登校しないまま、心愛さんは24日に亡くなる。その間、学校も児相も家庭訪問をしていなかった。

 県の第三者検討委員会は、関係機関が不適切な対応を重ね、痛ましい結果を招いたと批判している。大人に助けを求めても、どうにもならないどころか、事態はかえって悪化した。心愛さんが抱いた絶望感を思うと胸が詰まる。

 ただ、現場の疲弊は深い。増え続ける虐待に児相の態勢は追いついていない。学校も、教員の長時間労働が常態化し、子どもと丁寧に向き合う余裕を欠いている。その是正なしに、状況の根本的な改善は望めない。

 「助けて」という子どもの声を聞き逃す社会であってはならない。子どもを守ることは行政機関や学校だけの役割ではない。虐待は身近なところで起きている。同じ地域に暮らす一人として何ができるかを考えたい。

(2月24日)
URLリンク(www.shinmai.co.jp)


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