20/02/24 16:26:38 HviI4CdI0.net
隔離(かくり)とは、
あるものを他とへだてて離すことであり、医療政策としては
感染症の防止や精神障害の治療、危険防止のために隔離が行
われることがある
日本の法制度
感染症病床
日本では古くから感染症の流行はあったが、1874年に制定された医制
でも医務取締や戸長への届出義務などがあるだけで公衆衛生政策は明確
ではなかった。
しかし、1870年代にコレラが大流行したため明治政府は急性伝染病対策
に乗り出した。
1877年、内務省の「虎列剌病予防法心得」で患者の届出や避病院の設置
が定められた。
1895年、勅令第14号(伝染病予防上必要諸費ニ関スル件)では府県知事
は命令で、避病院、隔離病室、隔離所の費用を市町村に負担させることが
できると定めた。
1897年、伝染病予防法により避病院は伝染病院に改められ、市町村は
地方長官の指示に従って伝染病院、隔離病舎、隔離所または消毒所を
設置することとされ、その諸経費は市町村の負担とされた。
1999年、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に
より伝染病院は廃止され、かつての伝染病床は感染症指定医療機関の
隔離病棟の感染病病床が担うことになった。
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