【新型肺炎】「ウイルスに二面性、正体見えず」「局面はパンデミックに入りつつある」 大安研の奥野理事長at NEWSPLUS
【新型肺炎】「ウイルスに二面性、正体見えず」「局面はパンデミックに入りつつある」 大安研の奥野理事長 - 暇つぶし2ch1:次郎丸 ★
20/02/23 15:47:44 Dzfuvq9C9.net
新型肺炎「ウイルスに二面性、正体見えず」大安研の奥野理事長
2020.2.23 15:00産経WEST
URLリンク(www.sankei.com)

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、西日本の公衆衛生研究の中核機関である大阪健康安全基盤研究所(大阪市)の奥野良信理事長(73)が産経新聞のインタビューに応じた。奥野氏は新型コロナウイルスに関し、現時点で爆発的な感染力はみられなくても特殊な環境で拡散し、高齢者は重症化するとして「二面性があり、正体が見えない。不思議な感染症だ」と語った。

 日本でも新型コロナウイルスの感染者が死亡し、事態は深刻化している。奥野氏は「国内(感染者の)発生の前後で別のフェーズ(局面)になった。パンデミック(世界的流行)に入りつつある」と指摘した。

 感染症の特徴は、病原性(症状を引き起こす性質)と感染力に表れる。新型コロナウイルスの病原性はインフルエンザウイルスと同様、高齢者のほか心臓病や糖尿病など持病がある人で重症化しやすいことだ。

 奥野氏は2002~03年に流行し、世界で770人超の死者を出した重症急性呼吸器症候群(SARS)と比べ「病原性は弱い」とみる。その上で「若い人は感染してもウイルスが増殖する間に免疫力がついて排除できるが、高齢者らは免疫力が低く、肺炎になる」と説明した。


■「性質と症状が分からぬことが怖い」

 一方、現時点でインフルエンザウイルスやSARSウイルスと異なるのは、感染力という。

 「インフルエンザウイルスの感染力なら週単位で市中の数万人に一気に蔓延(まんえん)する。今回もそうかと思ったが、クルーズ船など特殊な環境でスポット的に確認されているのが不思議だ」

 国内で初めて感染が確認されたのが、1月末。当初は1~2週間で感染力を見極められると考えていた。しかし中国からの観光客が多い大阪や京都で爆発的な感染拡大は起きていない。

 奥野氏は「市中で広がった場合の感染力はそれほど強くないかもしれない」と推測する一方、「ウイルスの性質と症状がよく分かっていないことが一番怖い」と語る。

 同研究所によると、平成21年に新型インフルエンザが流行した際は感染疑いのある人が急増し、一定時間を要する全国の衛生研究所の遺伝子検査がストップした。その後は、短時間で行える医師の臨床診断に切り替わった。

 奥野氏は、今後の新型コロナウイルスの感染拡大を見据え「患者が多くなりすぎると、病院で受診も入院もできなくなる。危惧するのは『医療の崩壊』だ」と懸念を示す。そうした事態を招かないために、どういった対策が必要か。

■「乾燥対策も重要」

 「感染するとすれば人が長時間、狭い場所にいること。(行政がイベントを中止するなどして)多くの人が接触する機会を作らないのは当然だ」

 国民の対処法として「人ごみに行かない。人との接触がなければうつらない」と強調し、せきをする際も手ではなく、腕全体で口元を覆うべきだとした。

 せきで出たたんや唾液に含まれるウイルスは数日間残るとされ、飛沫(ひまつ)がついた机などをアルコールで拭くことも有効という。

 乾燥対策も重要だ。奥野氏は「寒いと体の抵抗力が落ち、気道粘膜も乾燥して感染しやすい」と注意を喚起し、帰宅後の手洗いとうがい、日頃のマスク着用を呼びかけた。うがいとマスクは口腔(こうくう)内の湿度を高める効果が期待できる。

 7月開幕の東京五輪への影響が見通せない中、奥野氏の言葉にも緊張感がにじむ。「現在の研究所が(平成29年4月に)発足して初めてのアウトブレーク(集団感染)だ。職員全員が強い気持ちで臨んでいる」と力を込めた。(井上浩平、佐藤祐介)


関連
新型肺炎は「パンデミックの瀬戸際」 米専門家が警告
スレリンク(newsplus板)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch