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22日午前11時50分ごろ、大阪府八尾市末広町のアパート1階の部屋で「人が倒れているのが見える」と、
訪問した担当ケアマネジャーから110番があった。八尾署によると、住人の古賀香代子さん(57)と、息子の
住所不詳、森田幹雄さん(24)が死亡していた。水道やガスが止まり、所持金もほとんどなかったため、
署は餓死や病死の可能性もあるとみて調べている。
2人に目立った外傷はなく、和室の布団とベッドにそれぞれあおむけの状態だった。
玄関のドアは無施錠だったが、侵入の形跡はなかった。
古賀さんは1人暮らしで生活保護を受給しており、保護費を受け取ったのは昨年12月が最後とみられる。
冷蔵庫の中には食べ物がほとんど残っていなかった。
古賀さんには持病があったとみられ、足が不自由なため介護が必要で、息子の森田さんが出入りしていたという。
2人とも死後1カ月ほど経過しているとみられ、古賀さんの遺体は傷みがより進んでいた。
今月中旬にケアマネが訪問した際も部屋から応答はなかった。
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