20/02/21 05:27:10 B0Z8ZBbm9.net
WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、中国で新型コロナウイルスに感染したと新たに確認された人の数が大幅に減ったことについて、「傾向に勇気づけられているが、安心していてはいけない」と述べ、感染拡大を防ぐために国際社会が一丸となって対応にあたる必要性を強調しました。
中国の保健当局は、新型コロナウイルスに新たに感染した人の数が19日、394人だったと発表し、それまでに比べて大幅に減りました。
WHOのテドロス事務局長は20日、スイスのジュネーブの本部で開いた記者会見で、「傾向に勇気づけられているが安心していてはいけない。中国以外の患者数は中国に比べかなり少ないが、この状況は長く続かないかもしれない」と述べ、感染拡大を防ぐために国際社会が一丸となって対応にあたる必要性を強調しました。
また横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客2人が20日、死亡したことについて、「致死率はおよそ2%で、600人余りの感染が確認されるなか、とても不幸ではあるが想定できる出来事だ」と述べました。
このほか中国の保健当局の専門家チームのトップが抗マラリア薬が治療に効果があると報告したことについて担当者は「中国で今、臨床試験が行われているところだ。今のところ、新型コロナウイルスの有効な治療法は確立されていない」と述べるにとどめました。
2020年2月21日 5時19分
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