20/02/18 12:29:15 uca7K6750.net
>>218
理由は産業構造の転換がうまくいかなかったからだろ
たとえば明治時代の日本は絹織物を作って海外に輸出して外貨を稼いでいた
今でいえばミャンマーとかベトナムみたいな国だったわけだ
それが力を蓄えて、技術力をもって重工業も自前でできるようになった
戦後はアメリカに学んで、平和憲法のしばりがあるので軍需産業は伸びなかったが
その代わりに民生品の製造業は育った
家電とか自動車とか、それで一時はジャパン アズ ナンバーワンと言われたくらいの時代もあった
その次に来る稼ぎ頭の産業は何だろうか、とそれは半導体だと
官僚は日本に半導体産業を育てさせて、それでも世界トップシェアを誇る
が、そのあたりからアメリカが日本の産業をこれ以上勢いづかせるのはマズイとなり
日本の産業の勢いを削ぐ戦略をとるようになった
丁度ソ連が崩壊して、冷戦構造が終わり、日本を優遇する日本ボーナスステージも終わった
そこでアメリカは軍事的な敵対国ではないが、経済的な敵対国として日本を仮想敵国にして
イジメぬいたんだよ
それが日本失墜の原因になっているわけ
日本の優秀な官僚も次世代の産業にITには目をつけていたし
日本独自のOSも開発したけど、すべてアメリカにつぶされて、日の目を見なかったわけ
で、IT技術では稼げない日本は、相変わらずの家電や自動車で勝負するしかなかった
でも中国とか韓国とか遅れてやってきた競争相手にその分野を脅かされるようになる
これは当たり前で、明治時代の絹織物で日本が世界と戦えるか?
高度な技術力が必要ない産業は日本よりも給料が低くすむ後進国に負けるんだよ
家電や自動車が高度な技術力の必要のない後進国向けの産業になりつつあるってこと
日本は上はアメリカに頭を抑えつけられて、下からは中韓などの突き上げられて
非常に苦しい立場になっている時代がずっと続いているってこと
それが現状