20/02/15 23:29:22 c1sIgRy30.net
>>934
これ読んだら班目と武黒の責任だろ
菅のせいにするのはちょっとかわいそう
◆その時、政府や東電は・・・ 再臨界論争で混乱
水素爆発後、やっと1号機の海水による冷却が再開されたのに、官邸に詰めていた東電の武黒氏が、吉田氏に海水注入を止めるよう指示した背景には、官邸で1時間も続いた「(連続的に核分裂が起きる)再臨界論争」があった。
破損したホースをつなぎ直し、注入準備が整ったところで海江田経産相が報告のため、官邸に行った時のこと。
菅直人首相が「海水を注入した場合、再臨界の危険はないのか」と質問し、班目春樹・原子力安全委員長が「可能性はゼロではない」との趣旨の答えをした。
その場にいた人は「え?」と思ったが、班目氏の答えを聞いて危険があるのかどうかの議論が始まってしまった。
議論の末、「危険なし」でまとまったが、結論が出る前に、武黒氏が「官邸の了承が得られていない。現場先行が将来の妨げになっては困る」と判断。命令もないのに吉田氏に中止を指示した。
通常なら、班目氏も「なし」と明言したかったはずだが、「なし」と明言したのに1号機で水素爆発が起きた。
「その辺の負い目みたいなものがあったと思うんですよ。確信を持って言うのはまずい、という」。細野豪志首相補佐官や海江田氏は調書で、班目氏の心境を推測している。
吉田氏の機転により予定通り注水されたが、現場を混乱させた一件だった。
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