20/02/12 18:17:32 SqfdRbRD0.net
・外国船籍「ダイヤモンド・プリンセス」は日本政府がコントロールできない
森田)「ダイヤモンド・プリンセス」の集団感染ですが、厚生労働省は10日、
65人の感染が新たに確認されたことを発表して、これでクルーズ船では検査した
のべ439人のうち135人の感染が判明したということで、なかなか感染の拡大が
止まらない事態になっています。船のなかで待機しているおよそ3,600人の健康状態については
厚生労働省が経過観察していまして、終わるのは19日以降になる見通しです。国内で感染が広がらないように、
下船の際に全員の検査をすることも検討しているということです。
野村)勘違いされている方がいるのですが、基本的には検疫法という法律があって、
しっかりと検疫をしないと船から上陸させることはできないというルールになっていて、
しかもあの船は日本の船ではありませんので、船内は外国なのですよ。
ですから、日本政府がコントロールできる状況ではないので、
日本のやり方が後手に回っているというご意見がありますが、
なかに入って掃除をしたりということが日本政府にできるわけではないのです。
日本政府がいまやっているのは検疫で、
その検疫が終わっていないので留め置いていたという状況なのです。
森田)薬が足りないから持って行くということは可能なのでしょうけれども。
野村)それは人道的な配慮からいろいろなお手伝いをすることができますし、
もちろん外国船籍の船であっても寄港地で食料提供などはできますから
、そういう形での対応策はしていますが、あの船のなかの人たちを
どうするかというのは法律に基づいて、検疫が終わるか終わらないか
というところで判断しているのです。