20/02/05 22:03:07 2ZnPZBhz0.net
>>108
日本は居留民保護のために、同年4月下旬には済南に派兵しました。
きわめて少数の派兵です。
居留邦人保護が目的だからです。
ですから派遣軍は、済南城の外にある商埠地にバリケードを築いて、戦いが及ばないようにしていました。
ところが総司令の蒋介石は、
「治安は国民党軍が確実に確保する。
日本は(バリケードを)撤去して欲しい」
と要請しました。
5月3日、蒋介石の国民党軍の兵士が、満州日報の取次販売店を襲撃して掠奪を働きはじめました。
アチラの人の掠奪というのは、実際に通州事件の際にそれを見た人の記録がありますが
とにかくなんでも持っていってしまうというすさまじいものです。
「持っていってしまう人」は、民間人だけではありません。
警察官から役所の職員まで全部です。
いざ暴動となると、職業による分類など一切関係なくなります。
さらにChinaでは古来、暴徒とヤクザと軍隊は同じものです。
つまり「蒋介石の国民党軍の兵士が、満州日報の取次販売店を襲撃して掠奪を働きはじめた」ということは
単に暴徒が暴れ始めたということであって、こうなると軍の統制も、政治関与もあったものではありません。
ひとたび火がつけば、そこにいるすべてのChineseが暴徒に早変わりします。