20/02/04 20:18:09 TaXcN2F89.net
状況の複雑化
武漢コロナウイルスのことを初めて記事で取りあげたのは、10日ほど前の 1月21日のことでした。
その際の公式発表による全世界の感染確認者数は 222人でした。本日 2月1日の時点での感染確認者数が約 1万2000人ですので、10日で 50倍以上患者が増えたということになります。
この感染力を見ていますと、こちらの記事でふれました、感染力を示す「基本再生産数(R 0 / アールノート)」が 3.6 - 4.0 (最大で 1人が 4人に感染させる)という数そのものが小さく感じてきますが、米ジョンス・ホプキンス大学のデータでは、患者数が 1万を超えている一方で、「退院した人たち」、つまり感染した人たちのうちで、完全に治癒した人の数について、2月1日の時点で「252人」としています。
この疾患の感染拡大の日から考えますと、回復するにしても、それまでには相当の日数がかかる感染症なのかもしれません。
そして本日、やや気になる報道を見かけました。それは、中国の国家衛生健康委員会の記者会見で医師が述べた言葉でした。
それは、「感染しても抗体ができないかもしれない」ことを示唆するものです。
以下は報道です。
------------------
新型肺炎、治癒後も再感染リスク 中国専門家 時事通信 2020/01/31
中国国家衛生健康委員会が31日開いた記者会見で、中日友好医院の※慶元(※簷の竹カンムリなし)医師は新型コロナウイルスによる肺炎に関し「感染後にできる抗体には長期間持続しないものもある。一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と述べ、警