20/01/30 14:14:27 3b5M1UFJ0.net
メアリー・マローンは、世界で初めて臨床報告されたチフス菌の健康保菌者(発病はしないが病原体に感染している不顕性感染となり感染源となる人)。
20世紀初頭、ニューヨーク周辺では腸チフスの小規模な流行が散発的に発生していた。メアリーが雇われていた家の住人もこの疫病の被害に見舞われ、メアリーの手厚い看護にも関わらず病状は重くなる一方であった。
1900年から1907年の間に、メアリーは何回か勤め先を変えたが、その間わかっているだけでメアリーの身近で22人の患者が発生し、そのうち洗濯婦をしていた若い女性1人が死亡した。
不顕性感染となり感染源となる人は最悪。エボラみたいに保菌者に必ずとどめを刺す方がありがたい。