20/01/24 19:07:33 MBq2gRxt0.net
>>77
【インディアンは白人の度重なる約束違反】に激高した。
その上、【インディアンの命綱のバッファローを、白人は面白半分に撃ち殺した】
かくして西部を舞台に、凄惨なインディアン戦争がいたる所で繰り広げられることになった。
映画の西部劇は、
この戦争を白人に都合よく正義の戦いとデッチ上げて描いたものである。
「フロンティア」「開拓」の美名のもとに、
西へ西へと進められたアメリカ領土の拡大は、力で先住民の土地を奪うことだった。
インディアンの武力抵抗は、1876年にカスター中佐指揮下の第七騎兵隊の
一個大隊を殲滅したリトル・ビッグ・ホーンの戦いで絶頂を迎える。
しかし結局、圧倒的に優勢な合衆国軍の前に敗退を余儀なくされて、
【1890年のウンデッド・ニーのスー族約300人の虐殺事件】をもって幕を閉じた。
残った彼らは自由の天地を奪われ、狭い保留地(リザベーション)に閉じ込められた。
大東亜戦争中、アメリカが日系移民のみを
強制収容所に閉じこめたのと同じ不法な手口であった。
コロンブスが到達した頃、【北米の先住民の人口は200万人から500万人】で、
十七世紀以降、植民地建設が進むにつれて、
とくに【合衆国での殺戮と、白人がもたらした伝染病などによって、その数は急激に減少し、
1890年頃にはわずか35万人】にまで減ってしまった。