20/01/14 22:36:49.84 CzHCAcQY0.net
>>732
銀行と通貨制度
台湾の通商、産業を発展させるには
金融機関と通貨制度の改善が必要だった。
そのために、中央銀行として「台湾銀行」を設立し、
主要都市に民間の銀行を開設した。
郵便貯蓄銀行も開設され、これも満足すべき成功を収めた。
預金者の数は、1896 年の5,847人から
1902年には41,145 人に増加し、
この間に預金額も228,487 円から763,575 円に伸びた。
台湾の通貨も改革しなければならなかった。
台湾では、以前から交換手段は支那(清朝)同様に
硬貨ではなく金銀の地金だった。
嵩張った銅の鋳造硬貨は、
大事な商取引ではほとんど使い物にならなかった。
日本は、この時代遅れの通貨制度を最新の金融システムに変換した。
日本は台湾に惜しみなく資金を投入した。