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読売新聞オンライン
1/11(土) 19:26配信
【北京=中川孝之】中国内陸部の湖北省武漢市で昨年12月から原因不明の肺炎が多発している問題で、武漢市の保健当局は11日、61歳の男性患者が9日に死亡したと発表した。初の死亡例とみられる。この肺炎は新型のコロナウイルスが病原体と推定されるが、感染の経路も不明で、中国政府は拡大を警戒している。
中国の専門家チームが10日までに、死亡した男性を含む41人の患者から新型のコロナウイルスを検出した。発熱や全身のだるさ、せき、呼吸困難が主な症状で、7人が依然として重症という。
患者の多くは武漢市中心部の「華南海鮮卸売市場」の関係者で、死亡した男性も出入り業者だった。5万平方メートルのこの市場では約1000店が軒を連ね、中国紙・中国経営報(電子版)によれば、海産物だけでなく、食用のハリネズミやカエル、蛇などを扱う店もあった。武漢市は1日に市場を閉鎖し、感染との因果関係を調べているが、難航している模様だ。
中国では25日の春節(旧正月)に合わせた大型連休で、延べ約30億人が帰省などで移動すると見込まれ、感染拡大の懸念材料となる。武漢市では3日以降は新たな患者は出ておらず、人から人への感染はこれまで確認されていないとしている。
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