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16世紀から18世紀の始めまでヨーロッパ(主にスペイン)を統治していたハプスブルク家の王や王妃には、特徴的な顔の変形がある者が多かった。のちに「ハプスブルクの顎(あご)」と呼ばれるようになる長くしゃくれた顎だ。
最新の研究によって、この特徴は長きに渡る近親交配の影響が大きいらしいということがわかった。
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16世紀から18世紀の始めまでヨーロッパ(主にスペイン)を統治していたハプスブルク家の王や王妃には、特徴的な顔の変形がある者が多かった。のちに「ハプスブルクの顎(あご)」と呼ばれるようになる長くしゃくれた顎だ。
最新の研究によって、この特徴は長きに渡る近親交配の影響が大きいらしいということがわかった。
■近親交配が繰り返されたハプスブルク家
スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の発生学教授のローマン・ヴィジャスは言う。
「ハプスブルク王朝は、ヨーロッパでもっとも影響力のあった家系のひとつでした。でも、この家系は近親結婚で有名で、その結果、凋落することになったのです」
1700年、ハプスブルク家最後のスペイン国王、カルロス2世の死により、その栄華は終わりをつげた。近親交配のせいか病弱な王が多く、カルロス2世には跡継ぎがなかったのだ。
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■近親交配は外見に現れていたのか?ハプスブルク家の肖像画を調査
近親交配の影響は外見にも表れていたのだろうか?その特徴的な顎と関係があるのだろうか?
「ハプスブルク家の顎」が近親交配の結果かどうかを確かめるために、ヴィジャスらの研究チームは10人の顎顔面外科医にハプスブルク家の15人の66の肖像画を分析してもらった。
医師たちは、下顎前突症の11の特徴をあらい出した。また、上顎を形成する骨が未発達の上顎欠損症にみられる7つの特徴�