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■高度のリサイクル社会建設へ■
鉄砲を捨てた日本人は鎖国の中で停滞に甘んじてはいなかった。
閉ざれた国土を最大限に生かした高度のリサイクル社会の建設に乗り出したのある。
江戸時代初期は、大開発時代で新田開発、用水整備などにより、
わずか数十年の間にコメの生産量を3倍に増やしている。
その結果、自然破壊が問題になると、幕府は「山川掟(1666)」を出して、
大雨による土砂崩れ、河川の氾濫が起こらないよう、対策を進める。
さらに糞尿や煮炊きをした後の灰など、都市の廃棄物を農村の肥料にリサイクルするシステムを作り上げた。
これによって同時代のヨーロッパの都市などとは、
比較にならないほど、衛生的な都市生活が可能となった