19/12/11 02:20:29 ITySM5fZ0.net
>>978
>三洋出身の私がなぜシャオミで炊飯器を作るのか
>“おどり炊き”の内藤毅氏に聞く
>URLリンク(business.nikkei.com)
技術を生かしてブランドを育てるよりも、手っ取り早くお金を稼ごうという会社が今も中国にはたくさんあると思います。
内藤:私も経営の問題だと思っています。実は昔の三洋も安いものをたくさん売ろうという考えでした。ところが楊さんと話をしてみて、この会社は少し違う
と感じたのです。良いものを作り、ユーザーの信用を得て、ブランドを構築していくという考えでした。
こうした理念を聞き、この会社は中国の製造業を変える会社かもしれないと感じました。そして、この会社が世界を変える様子を見てみたいと思ったのです。
これが、私が中国に来た大きな理由でしょうか。
実際に純米に入ってみてどのように感じましたか。
内藤:外観のデザインや操作性に関しては日本よりも厳しいのではないかと思います。すべての開発段階で親会社のシャオミのチェックが入るのですが、
フタと本体の間をもっと狭くできないのかなど細かな指摘が入ります。こういった点は、中国の一般的なメーカーとは一線を画すと感じた、当初の印象の
通りですね。
現在販売している炊飯器は999元(約1万5000円)ですが、私としては少し安すぎると感じています。ブランド力を高めるためにも、もっと高い商品が
あってもいい。
現在は毎日フル生産で予約済みの商品を作っている状態です。炊飯器の市場は日本が年間約600万台。一方、中国は年間5000万台とも言われます。やはり
10倍近い購買力はすごい。今後は機種を増やしていければと思っています。そして、いつかは日本人が中国に炊飯器を買いに来るような商品を作れればと
思います。