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台風19号の災害関連死 埼玉県は4人に 70代男性の認定で
2019年12月9日 21時19分
台風19号の際、多くの住宅などで浸水被害が出た埼玉県東松山市で、先月70代の男性が肺炎で死亡し、市は避難生活で体調が悪化した可能性が高いとして災害関連死と認定しました。これで埼玉県内で台風19号で死亡した人は合わせて４人となりました。
災害関連死と認定されたのは東松山市の70代の男性です。
市によりますと、男性はことし10月12日に市内の避難所に避難し、３日後、発熱やおう吐の症状が出ているのを巡回していた保健師が発見しました。
保健師の付き添いで市内の病院に行ったところ肺炎と診断され、入院して治療を受けていましたが、先月12日に肺炎による呼吸不全で死亡したということです。
市が台風との関連を調べたところ、男性は避難によるストレスなどで体調が悪化した可能性が高いとみられ、今月、災害関連死に認定しました。
埼玉県によりますと、県内で台風19号による災害関連死に認定されたのは今回が初めてで、台風19号で亡くなった人は合わせて４人となりました。