19/12/08 05:48:46 nQmurZp30.net
日露戦争も最後の戦争の止めどころを考えずに戦争を開始したが、
ロシアの内政事情の悪化により、チャンスを得たことや、
日英同盟的にはイギリスは反ロシアだったこと、
アメリカのユダヤ人の金満家がロシア嫌いで日本の戦争国債を大量に買ったこと、
などがあってアメリカを仲裁国として交渉して、外交交渉で戦争を止めることが
出来たという運の良さを、ひたすら日本海海戦の成功ばかりを強調してしまった。
国民には戦況が良いようなことを言っていたので、賠償金が取れないことで日本の
事情を良くわからない大衆は激怒して日比谷焼き討ち事件などを起こしている。
第一次世界大戦は非常な長期戦かつ総力戦で消耗戦であったが、それを日本は直接
経験せずに、もっぱらヨーロッパに二級の物資を売りまくって大儲けしてうまみを
最大限に享受した。
太平洋戦争もその前の日中戦争が泥沼化し、一時的に停戦交渉の話も持ち掛かった
のに南京陥落で気が大きくなって蒋介石政権を相手にせずなどと言ってしまって、
講和の可能性は消えてずーっと戦争が止まない状態であったのに、日米戦争で
相手を降伏させることなど考えられないし、アメリカは中国大陸よりも遠いし
資源も豊富で工業力は世界一だったわけで、どう考えてもロシアの場合とも違うし
中国ですら屈服できないのにアメリカを屈服させることなどできるはずがない。
(日本側が降伏する以外には戦争が終わる理由がなかったが、ルーズベルトは
日本の降伏を認めないと言い切っていたから停戦交渉に入るはずもなかった。
実際に日本敗戦のための外交交渉が多少なりとも始まったのはルーズベルトが
死去してからである。)太平洋戦争の最初の頃は南方への進出で、商社などの
企業が大喜びで資源獲得などで戦争を支持していた。軍にも利権がたっぷりで、
停戦のことなど全く考えていたようには思えない。
日本が賢く立ち回るには、日米開戦になる前に、中国大陸から兵員を引き揚げる
ことを宣言して、三国協定を破棄し、さらにドイツに対して宣戦布告を行って、
中国大陸から引き揚げた兵員をそち