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雁屋 哲の今日もまた(2010-07-11) その2
Anchor Books版に書かれていて、文藝春秋社版に書かれていない文章は、以下の物である。
「Two of the most influential agents the United States ever
recruited helped carry out the CIA’s mission to controll the government.」
Anchor Books
拙訳「かつてアメリカがリクルートした二人の一番影響力のあるエイジェントが
CIAの日本政府を支配する任務を遂行するのを助けた」
で、其の二人の男とは、岸信介と児玉誉士夫である。
リクルート、エイジェント、この二つの言葉の持つ意味は重い。
会社にリクルートされて其の会社に勤めたら、貴方は其の会社の人間だ。
エイジェントとなったら、貴方はその会社の人間だ。
これが、会社でもなく、アメリカ政府なのだ。
岸信介と児玉誉士夫は、アメリカ政府に雇われて、アメリカ政府のために働く人間になったのである。
もっと正確に言えばアメリカ政府の人間になったのである。
岸信介と児玉誉士夫は日本人のためではなく、アメリカ政府のために働く人間になったのだ。
文藝春秋社版では、この岸信介が「アメリカのエイジェント」だったことを、明確に書かない。
文藝春秋社が翻訳に使った底本が、そうなっていたのかも知れない。
しかし、ワイナーの本は、まずアメリカで出版され、非常に高く評価されたのだ。
アメリカの恥部を暴いた其の著者が、国ごとによって違う内容の版を出�