【NHK分析】安倍政権は、なぜ続くのか 小泉政権と比較してみたat NEWSPLUS
【NHK分析】安倍政権は、なぜ続くのか 小泉政権と比較してみた - 暇つぶし2ch1:おでん ★
19/11/27 18:47:59.52 KD4Oirgp9.net
今回、分析に利用するのはNHKが毎月蓄積してきた世論調査の結果だ。
URLリンク(www.nhk.or.jp)
■小泉政権と比較 回復のカギは外交と選挙■
2つの政権には共通点がある。落ちた支持率が上昇に反転するときに、目立った外交の動きや選挙があったことだ。
もう1つの共通点は衆議院の解散総選挙による回復だ。小泉政権で象徴的なのは2005年の「郵政選挙」である。
支持率は選挙の前後で47%から58%へと急上昇した。
第2次から第4次の安倍政権では約7年で衆参合わせて5回もの国政選挙があり、
うち2回が支持率が下がるなか安倍総理大臣が踏み切った2014年と2017年の解散総選挙である。
支持率は、2014年衆院選前後で47%から50%、2017年衆院選前後では37%から46%にアップし、
戦略的に解散というカードを切り事態を打開しているのがわかる。
■幅広い支持の小泉政権、固定支持層の安倍政権■  
■男女の差
小泉政権支持率 男女別
URLリンク(www.nhk.or.jp)
安倍政権支持率 男女別 
URLリンク(www.nhk.or.jp)
小泉政権は男女の線が重なり男女の支持率の差が小さい。
安倍内閣は第2次政権以降一貫して男性が女性を上回る。男女差の平均は8ポイント。男女で好みが分かれる。
■年代別
小泉政権支持率 年代別
URLリンク(www.nhk.or.jp)
安倍政権支持率 年代別
URLリンク(www.nhk.or.jp)
小泉政権の年代による支持率の差は一定程度でむしろ政権末期には縮小している。
安倍政権では支持率が高い傾向の30代までの若い層と、低い傾向の高年層との差が徐々に広がり、
第4次政権では差の平均が10ポイントを超えている。
安倍政権では支持する人と支持しない人の特徴が年を追うごとに明確になっている。
■支持政党別
小泉政権支持率 支持政党別
URLリンク(www.nhk.or.jp)
「自民支持層」「野党支持層」支持する政党を持たない「支持なし層」に分けてみると、小泉政権はこのような状態。
安倍政権支持率 支持政党別 
URLリンク(www.nhk.or.jp)
比較すると、安倍政権は、小泉政権に比べ支持なし層の支持率が低い。
むしろ野党支持層寄りになり、70%~90%台で高位安定する自民支持層との隔たりが大きい。
第2次安倍政権以降の支持率の平均で傾向をみると、自民支持層では80%を超えるのに対し、野党支持層と支持なし層はともに20%台と、
60ポイント前後もの開きがある。しかも第2次政権と比べ、第3次・第4次政権では差が拡大しているのだ。
第2次安倍政権以降の支持なし層の支持率は40%台でスタートした後、2015年8月の14%で底を打ち2017年2月には39%まで回復する。
しかし森友・加計問題で再急落した後、第4次政権ではほぼ20%台に沈んだままだ。
■安倍政権への支持の理由 不支持の理由
支持の理由
URLリンク(www.nhk.or.jp)
不支持の理由
URLリンク(www.nhk.or.jp)
第4次政権では全体の3割~4割を占める支持なし層での支持離れは政権にとって大きな痛手であるはず。
でもなぜ選挙に勝ち続けられるのか。
「安倍内閣を支持する人の理由」をみると、「他の内閣より良さそうだから」という理由を挙げる人が政権の長期化とともに増え、
2017年3月以降は支持する人の40%~50%に及んでいる。
安倍内閣を支え続ける底堅い支持の動機は、政策への期待でも実行力への期待でもなく、
「他の内閣より良さそうだから」といういわば消去法の「消極的な支持」に変質している様子がうかがえた。
一方、「安倍内閣を支持しない人の理由」は、森友・加計問題などで支持率が落ち込む第3次政権末期から第4次にかけて
「人柄が信頼できないから」が大きく伸び、「政策に期待が持てないから」をほとんどの月で上回っている。
「政策」ではなく「人柄」が不支持のキーワードだ。
個別政策の評価などをみると、安倍政権では固定支持層と支持なし層それぞれを引きつける理由があることがみえてきた。
URLリンク(www.nhk.or.jp)


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