19/11/25 02:39:07 qxQdOlwm0.net
明治天皇になるまで1500年間、天皇は伊勢神宮を参拝しなかった。
壬申の乱の際、伊勢になだれ込んだ天武天皇でさえ、遠くから望拝したに過ぎない。
何故だろうか。
天皇は伊勢神宮が怖かったからである。
4世紀前半、ミマキイリヒコ(後の崇神)が易姓革命をおこし、大物主を殺した。
殺された大物主とはモモソ媛の夫であり、太古から続くイズモ最後の王・阿田賀田須である。
崇神は阿田賀田須の怨霊を怖れ、大神神社を建て鎮魂する。
それでもまだ怨霊が恐い崇神は、神殺しの自分の姿が映ったのであろうか、祭器の鏡を手元から放逐した。
その鏡が今は伊勢神宮にある。
その鏡は今も居場所がなく、20年に一度「式年遷宮」という形で伊勢神宮境内を彷徨う。
だから「天皇」は1500年間、伊勢神宮を怖れ、参拝しなかったのだ。