19/11/25 01:08:15 Z533ZQAI0.net
日本では伝統的に、中古~中世~近世前期~近世後期と、継嗣令により女帝は明確に認められ、女系継承も実質認められていた。
それを変えたのは、明治期の旧皇室典範。
欧米列強に対抗して軍国化するなかで、軍のトップである人間が女性では、体格も小さく戦意に欠け、話にならない。
そこで「天皇は男子に限る」としたかった。
が、天皇を男子に限ってしまうと、それまでいらっしゃった女性天皇を否定してしまうことになる。
天皇万歳を旗印に戦争をしようというのに、過去の天皇を一部でも否定しては筋が通らない。
そこで考え出されたのが、
「あれは、【男系】女子だからいいのだ」という詭弁。
男系女子も女系女子も、御身体にY染色体を持っていないのだから、別に違いはない。
しかし当時はこういう掲示板もなかったし、軍や政府がそう言ってしまえばそう言うことで押し通せた。
こうして作られたのが「男系」という概念であり、言葉。
むしろ本当は、男性の子は本当にその男性の子か分からないのだから、
「男子単系」で血を継ぐのは危ないのだ。「男女双系」でないと。
男性天皇が不妊でいらっしゃったとき、妾が「ちょっと気を利かせて」浮気して子が出来たらどうなる?
妾が一般人で浮気相手も一般人なら?
出来た子は、完全に皇統を継いでいないニセモノ。
もし妾が金田氏の出で、父親の金田氏が、娘に従兄の種をつけさせて「金田王朝」への乗っ取りをたくらんだら?
古代、仮にそういうことがあったとしても、その子に女性皇族をめあわせれば、その次の世代で血が戻る。
つまり「女系」は必要なんだよ。