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『シナ大陸の真相』K・カール・カワカミ著
1937年8月14日、中国軍は、上海の国際租界を爆撃し、多くの民間人を殺害した。
「中国軍、外国人区域を爆撃」
8月14日に中国軍の爆撃機が国際租界のパレスホテル及びキャセイホテルの近くに爆弾を投下した。
この付近は極東でも最も有名な簡易宿泊街であり、100人以上が死んだ。
8月16日、中国軍は別の通りを爆撃し、数名の外国人と中国人を死亡させた。
8月23日、中国軍機は再び国際租界を爆撃。
上海最大の商業施設シンシアー及びウイン・オンデパートを直撃し、
200人以上の死者と200人を負傷させた。
ニューヨーク・タイムズの2人の特派員がこの負傷者の中に入っている。
8月30日、中国の爆撃飛行隊が
米の大型定期船プレジデント・フーバー号を爆撃。
5人の水夫と2人の乗客を負傷させ、その中の1人が数日後に死亡。
このような中国軍の爆撃の及ぼす影響があまりにも深刻であったので、
ニューヨーク・タイムズの上海特派員が
8月27日付で次のような声明を発した程であった。
中国軍が無責任な空爆を行って上海の国際租界と仏特権区域の
無力な民間人を殺すのを防ぐための、
武力手段或いは他の抑制措置をとることに、
外国の領事館員及び陸海軍の軍人が合意するならば、
何等かの国際的措置をとることを決議しなければならない