19/11/21 21:49:22 W6jdrEnB9.net
20日高岡市の県道交差点で、80代の女性が運転する軽トラックが軽乗用車と衝突し、軽トラックが炎上しました。
炎が勢いを増す中近くの工事現場にいた男たちの勇気ある行動が女性の命を救いました。
横転した軽トラックから燃え上がる炎。
これは20日午前10時半ごろ、高岡市醍醐の県道交差点で発生した交通事故直後の写真です。
「事故のあった高岡市の県道です。ご覧のように事故発生から、1日がたった現在も道路の中央線あたりには車が焼けた跡が残っています。被害の大きさを伺い知ることが出来ます」(記者)
「車が当たった瞬間、くるっと回ってそのまま横転。逃げれんでしょ恐怖で。おばあちゃん(運転席で)ちじこまってました」(角玄工業所・吉田さん)
20日午前10時半ごろ、高岡市醍醐(だいご)の県道交差点で、80代の女性が運転する軽トラックが交差点を右折しようとしたところ、直進してきた乗用車と出会い頭に衝突しました。
軽トラックは横転し出火。
運転していた女性は車に閉じ込められたまま外に逃げ出すことができなくなりました。
この事故に気づいて救助に向かったのは、建設会社・角玄工業所の屋敷宗治さんとベトナム人研修生のチャン・ヴァン・トゥエンさんです。
「ここです」
「けがされてて。おばあちゃん全く動けない。けむりが上がってきておばあちゃんの顔が見えなくなったのでフロントガラスを割って出したって感じ」(角玄工業所・屋敷さん)
「おばあちゃん頭。血がいっぱい。バールで(窓ガラスを)バンバン」(角玄工業所・トゥエンさん)
近くの工事現場で作業をしていた2人は、炎が勢いを増す中、工事用のバールやハンマーでフロントガラスを割って、煙が充満する運転席から女性を救出。
「怖かったですよ。無我夢中で全く。おばあちゃんの顔すら覚えてません。とにかくおばあちゃん引っ張り出そうしか思わない。無我夢中で何にも考えられなかった」(屋敷さん)
その数分後、車が炎上しました。
屋敷さんが救出活動する中会社のそのほかの社員たちも交通整理をおこなうなど、冷静な対応で混乱する現場を仕切ったといいます。
「公共事業でこういう今年てやってるから近隣の方にはいいこと一つしてこいといつも朝の朝礼では言われてます。それが出来たのかなと思うとみんな誇りに思えるんじゃないですかね」(吉田さん)
一方、この事故で救助された80代の女性は体を打って病院に運ばれましたが軽傷を負ったものの命に別状はありませんでした。
「よかったなとしか思わない。ただそれだけ」(屋敷さん)
救助された親族は…
「本人も気が動転してて、はっきり覚えてないけど助けてもらったのは覚えてるって。いや本当に見ず知らずの方が、あんな危ない中を危険を犯して助けて下さって本当にありがたいと思ってます。ありがとうございました。感謝しかないです」(女性親族)
11/21(木) 20:23配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)