【台風】復旧を阻む険しさ、箱根登山鉄道の「台風被害」at NEWSPLUS
【台風】復旧を阻む険しさ、箱根登山鉄道の「台風被害」 - 暇つぶし2ch1:砂漠のマスカレード ★
19/11/20 07:34:00.87 Ye+ZsWTJ9.net
東日本に甚大な被害をもたらした台風19号の直撃から1カ月。
箱根登山鉄道は、箱根湯本駅―強羅駅間が今も不通となっており、復旧のメドが立っていない。
実際、どのような被害状況なのか、また復旧に向けてどのような対策が検討されているのか、同社総務部課長代理の菅原隆氏と、鉄道部の土木担当者に話を聞いた。(復旧状況などは、取材した11月11日時点)
■大量の岩石で埋まった橋
箱根湯本―強羅間では、全線にわたって倒木等の被害が発生しているが、とくに大きな被害が発生しているのは、
大平台駅―仙人台信号場間に位置する「大平台隧道」「大沢橋梁」と、宮ノ下駅―小涌谷駅間の「蛇骨陸橋」「小涌谷踏切」の4カ所だという。被害の状況を具体的に見ていくことにする。
まず、大平台駅を出発した強羅行き電車が上大平台信号場でスイッチバックし、大平台隧道をくぐった先に架かる大沢橋梁は、
「隧道上部の沢から流れ落ちてきた大量の岩石により橋梁の一部が埋まっている状況」(菅原氏)だ。
橋脚や橋桁など橋梁自体には、目視する限り大きな被害が発生しているようには見えないが、「これだけの量の岩石が橋梁上に流入したということは、かなりの圧力がかかったはずだ。
橋桁に歪みなどが発生している可能性があるため、まずは岩石を除去し、橋の健全性を確認しなければならない」(土木担当者)という。
また、大沢橋梁に積み上がった岩石によって水の流れが変わった影響で、大平台隧道内に大量の水が流入し、レール下のバラスト(砂利)が流された。
この大平台隧道、大沢橋梁周辺の被害に関しては、「行政サイドの許可が下り、これから岩石の除去作業に入る」(土木担当者)状況だという。
より大きな被害が発生したのが、小涌谷駅の手前に架かる蛇骨陸橋だ。新聞、テレビなどで折れ曲がったレールが土砂に押し流された様子が報じられたのをご覧になった方も多いだろう。
「蛇骨陸橋は、3つの橋脚の上に4つの橋桁が載った構造になっている。このうち、強羅方の橋脚1脚と、この橋脚に支えられていた橋桁2連が、線路脇の崖の斜面崩壊により発生した大量の土砂に巻き込まれて流出した。
これにより陸橋上の約40mを含む、全体で約80mのレールも、枕木もろとも流出した」(土木担当者)
そして、蛇骨陸橋と小涌谷駅の間に位置する小涌谷踏切付近の線路は、国道1号から大量の雨水が流れ込み、線路下の道床が洗掘され(えぐり取られ)、レールが半ば宙に浮いた状態になっている。
最も被害を受けた場所では深さ約3mの洗掘が確認されている。「この場所は1991(平成3)年の台風で、今回と同じように路盤が流出し、レールが宙に浮く被害が発生した場所。
当時の復旧作業で行った線路脇の法面部分のコンクリート補強のおかげで、今回は全体的な崩壊は免れた」(土木担当者)という。
■復旧を阻む難題とは
今回、最も大きな被害が発生した蛇骨陸橋の復旧に関しては、いくつかの難しい問題があるという。
1つは、崖崩れが発生した斜面の一部に、台風時に崩落を免れた部分があり、これがいつ崩落するかわからない状態であることだ。
「2次災害が発生するようなことがあってはならない。まずは斜面の状態の調査と補強・防護を行い、安全を確保したうえで、陸橋の復旧作業に入る予定だ」(土木担当者)という。
また、復旧作業を進めるうえで、大型トラックの進入経路や大きなクレーンを載せられる作業構台などを構築しなければならないが、並行する国道からアクセスしづらい蛇骨陸橋付近の地形も大きな障害となる。
「進入経路の確保の方法としては2案ある。1案は国道から遊歩道に沿って仮設の搬入経路をつくる案だ。
この場合、遊歩道を大型トラックが通過できる程度に拡幅する必要がある。もう1案は、小涌谷踏切から線路を経由してアクセスする方法だ。
この場合は既設のレールや枕木などを撤去し、舗装するなどしなければならない」(土木担当者)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
11/20(水) 5:40配信
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