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桜を見る会 招待客の選定経緯「調査しない」 内閣府
毎日新聞 2019年11月12日 15時04分(最終更新 11月12日 20時05分)
内閣府の大塚幸寛官房長は12日の衆院地方創生特別委員会で、各省庁が安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の招待客を決める際、国会議員などの推薦を考慮しているかどうか調査するよう求められ、「(選定は)適正に実施していると考えている。今時点で行う考えはない」と述べた。立憲民主党などの統一会派の今井雅人氏(無所属)への答弁。
大塚氏は、招待客について「各省庁の具体的な選定プロセスをつまびらかに承知していないが、(各省庁の)功績功労について意見を聞き、とりまとめている」と説明し、今後についても「同様の形で選定を進めていきたい」と強調。今井氏が「後援会が桜を見る会に参加する要項に合致しているか」と追及すると、「後援会うんぬんということは、功績功労うんぬんとは直接結びつかない」と述べた。
また、招待客名簿については「(保存期間)1年未満の文書と位置づけており、会の終了後、速やかに破棄している」とし、「事実上、もう調べることはできない」とした。
桜を見る会を巡っては、首相が自身の後援会関係者を多数招き、「私物化だ」などと批判を浴びている。【宮原健太】
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