19/10/15 18:15:15.28 /Un1h4XU0.net
>>563
閣僚ですでに決まったことを御前会議で言われても天皇1人の意思で覆すことはできないw
首相の任命権は天皇にあっても、組閣のために陸軍海軍大臣の人事権は陸軍海軍が握っている。
だから陸軍海軍は都合の悪い者が首相に任命されても大臣を出さずに流産させることもできるし、首相が気にくわなければ大臣は辞表ちらつかせば首相を言いなりにできる
首相の権限が一大臣と変わらず「陸海軍は天皇が統帥す」ただし立憲君主制なので直接命令はできない。という明治憲法の欠陥があるから陸海軍が政府から独立した組織として好き勝手やれたわけ
自分達が主導権得てるのにあえて天皇に委ねると思うか?w
大戦よりだいぶ前の話だけど、張作霖爆殺事件に関東軍が関与してると疑った昭和天皇は、
陸軍大将で首相だった田中某に真相解明と責任者の処罰を要求したが、
田中は関係者の処罰も解明もできず、昭和天皇は側近から「明治大帝の志をお忘れなく」と戒められた。
昭和天皇は、国際信義に反する行為、謀略といった手段はとことん嫌っていて、
そういう部分が日米開戦前にも開戦を主にする決定に反対して近衛内閣を瓦解されたが、
それでも天皇個人の意思が通ることはなかった時点で天皇の権威、権力の限界っつーのを思いしろよばーか